菜まえも知らない　あなたの涙

2019年03月22日

名まえも　知らない
あなたの　涙の
わけを　聴いても　いいですか・・・

名まえのように
あなたの　涙は
きれいな　色ですね・・・

名まえを　いつも　呼んでいる時
あなたは　なにを　想う・・・

わたしは　いつも　あなたに　そっと
寄りそって　泣きたいのに・・・

電車の中で　一人泣く　あなたは
あの日は　特別だったね

寒い　冬の日　花束を　抱えて
大粒の　涙を　流して・・・

普段は　いつも　一人　人目を　避けるように
小粒の　涙だったのに・・・

あなたに　それから　逢う事は　なくなったけれど
それから　あなたは　幸せですか・・・

あなたらしき人を　思いがけない　場所で
見つけた時は　わたしは　とても　嬉しくて・・・

だって　あなたは　明るい　笑顔で　笑っていたから・・・

そんな　あなたは　覚えていたのか
通行人の　わたしに　軽く　会釈したね・・・

なまえの　知らない　あなたの　涙の
わけが　少し　分かった　気がしました・・・

あなたが　笑顔で　よかったと　共に
わたしも　密かに　あなたに　恋してたと
今ごろになって　気が付きました・・・

Posted by ひだまり陽子 at 23:15 │Comments(0)

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